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環境事業

私たちの祖先は古くから大自然の力を有効に取り入れ、大自然と調和して暮らしていました。土の中に生ゴミを埋めてから数ヶ月すると埋めたゴミは跡形もなく無くなってしまいます。これは生ゴミを土の中にいる微生物が分解処理したためです。生ゴミが形を崩しながら水分や炭酸ガス、メタンガス等の各種ガスへと分解された結果です。生ゴミ処理機「ゴミサー」はバイオテクノロジーにより生ゴミを分解・消滅・液状化します。自然にやさしい・人にやさしい技術、それは大自然の力そのものです。

生ゴミ処理・消滅装置(業務用生ゴミ処理機)

ゴミサー 生ゴミ処理・消滅装置

業務用生ゴミ処理機「ゴミサー」の現在稼動している台数は全国で2,300台以上。食品リサイクル法の対象となる飲食業界をはじめ、社員食堂を持つ企業様、給食センター様、教育施設様、医療・介護施設様など、生ゴミ処理にお悩みの多くのお客様のご要望にお応えしています。

ゴミサー 詳細
ゴミサーの工程

投入された生ゴミは、攪拌(かくはん)羽根の回転により媒体コアと混合されます。工程が進むにつれて発酵・分解が進み、小さくなっていき、最終的には炭酸ガスと水に変わります。分解後の排水は、グリストラップや浄化槽、または下水にそのまま流せます。

ゴミサーの種類

ゴミサーのメリット

  • 処理が早い
  • 臭いがほとんどしない
  • 残渣ゼロ
  • 低いランニングコスト
  • 継ぎ足し投入が随時可能
  • 高い耐久性と安全性
  • 楽なメンテナンス

生ゴミ処理機比較表

ゴミサーは生ゴミを水と炭酸ガスへと分解する「完全消滅型」のバイオ式生ゴミ処理機です。バイオ式生ゴミ処理機には完全消滅型の他に「消滅型」と「堆肥型」がありますが、処理の手間や臭い、ランニングコスト等で比較しますと、多くの面でゴミサーにメリットがあることがわかります。

生ゴミ処理機比較表

よくあるご質問

Q:ゴミを投入するだけでよいのですか?

毎日またはその都度出た生ゴミを、ゴミサーの蓋を開けて入れ、蓋を閉めるだけ、という手順になります。本体内側上部や排水管などを定期的に清掃し、きれいな状態でお使いください。

Q:なぜ早く消滅するのですか?

まず、優れたミキシング技術により投入された生ゴミが素早く均一に分散・破砕されます。コア(媒体と微生物)・撹拌装置・ヒーターにより、装置内の温度と酸素および水分が最適になるよう自動調整され、微生物の働きが活発となり、生ゴミがスムーズに発酵・分解されるからです。

Q:投入できるものは?

人間が食物としている物、または発酵分解するものです。異物など発酵・腐食しないものは不可となります。
<処理できるもの>野菜類、果物、穀物、魚、肉類、菓子類、魚の骨、その他一般的に人が食べられるもの
<処理できないもの>動物の骨、貝殻、筍の皮、卵の殻、油脂類、金属類、陶器、ガラス類、衣類、木片、タバコ、石油、薬品類、ゴム、プラスチック類、紙類、その他一般的に人が食べられないもの

Q:1日に何度でも生ゴミを投入できますか?

その日の生ゴミ合計量が処理能力以内であれば、1日に何度に分けて投入しても問題ありません。また、分けて投入いただいた方が生ゴミの分解は早くなります。

Q:異物が入った場合はどうすればいいのですか?

故障の原因となりますので、ゴミサー本体の電源を切り、安全確認後に取り出してください。

Q:水分の多い生ゴミの投入方法は?

どんなに水分の多い生ゴミでも通常は水切りの必要はありません。ただし、味噌汁やうどんなど汁物の汁、牛乳やお酒などをそのまま(原液のまま)投入しますと排水が汚れますので、一般的な方法で水切りをしていただいた後に投入をお願いいたします。

Q:臭いは出ますか? 分解された水はそのまま流せますか?

ゴミサーは散水機能により、臭気の発生が少ない装置です。投入扉を閉めた状態ではほとんど臭いは無く、選定いただいた機種の処理能力に合った生ゴミ投入量を守っていただければ心配はありません。また、排水は家庭の排水と同質の水質ですので、そのまま下水に流しても問題ありません。

Q:残渣の取り出し、媒体(コア)の交換は必要ですか?

生ゴミは全て水と炭酸ガスに分解される完全消滅型ですので、残渣の取り出し作業はありません。媒体コア(分解促進剤)を年に数回、減った分だけ補充していただくだけですので、作業はとても楽です。

Q:ランニングコストはどのくらいですか?

ランニングコストとしましては電気代と水道料またはコア代が必要となりますが、間欠運転(1時間に1回、1分攪拌)を行っていますので、電気料金は他の処理方法(堆肥/乾燥/炭化)と比較しますと安価となります。

Q:ガーデニング用に肥料として使えますか?

ゴミサーの排水は必要な時だけ採取し、液体肥料としてご利用いただけます。詳しい利用の仕方に関しましては、別途お問い合わせください。

製品仕様(概要)

ゴミサーは、設置場所や1日の処理量に合わせて多彩なラインナップをご用意しております。生ゴミの分解処理能力10kg~1,000kgまで、必要処理量・用途に応じてお選びいただけ、保育園・小学校・大学、給食センター、病院・老人福祉施設、社員食堂、ホテル・旅館・保養施設、レストラン・飲食店、食品加工工場、デパート・スーパー・ショッピングセンター、青果市場などさまざまなお客様にご利用いただいております。

製品仕様表01
製品仕様表02

【機種選定目安】
〈保育園・幼稚園〉
園児数50人:生ゴミ処理量10kg/日、100人:20kg、150人:35kg、250人:50kg
〈病院・介護施設〉
ベッド数50床:生ゴミ処理量35kg/日、100床:50kg、200床:100kg、300床:150kg、500床:250kg、700床:350kg
〈社員食堂〉
従業員数200人:生ゴミ処理量50kg/日、400人:100kg、600人:150kg、1000人:250kg、1400人:350kg、2000人:500kg

各種オプション

自動投入装置
(投入用リフト)
投入用階段
投入用ステップ
液肥採取バルブ
室内用換気ファン